三線イタリアツアー

コウサカワタル

2020年09月11日 14:45

2010年と言うとちょうど10年前だ。

北イタリアのウディネのバー、ボローニャのレストラン、ポルデノーネのインターネットTV局にアヴィアゴのオステリア、アルプスの麓の築300年にもなる石造りでドーナツ型の図書館という、とてもワクワクする環境での演奏ツアーの機会をいただいた。

サロードの弓奏は、開放弦によるドローンや共鳴音などが古のヨーロッパのハーディーガーディーや、ヴィオラダモーレにも通ずるので、現地では驚きと共に随分と歓迎されたのを覚えている。
三線の音はなかなか馴染みがない様だったが、バンジョーを思い浮かべると話しかけられた。

本蛇皮の三線を海外に持ち出すリスクを冒さず、この時はケミカル繊維の布にペイントして胴に張った。
私自身どうにも蛇のプリントの偽物は嫌いだ。醜悪な趣味に吐きそうになる。

それよりは、プラスティックであることを楽しむ姿勢で物作りをした方が格段に良い。

需要があるかはわからないが、近いうちに真っ黒なプラスティックの胴で1棹こさえてみようと計画している。







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それからBASEでは沖縄の職人さんたちと協働で作った三線↓
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私は家宝級と言っていますが、アート関係の友人はこの三線を見て。
『国宝になるね!』と。

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